ドクターヘリを見に行った、その1

2010年1月より、

フジテレビ系列で放送された、

「コードブルー2」というTVドラマ。

前作に続き、大手医療機関のERスタッフを取り上げた作品。

通常の医療ドラマとひと味違って、
救急搬送用のヘリコプターがストーリーの柱に入ってくる。

次女真凪は、常々医療行為に興味を持っており、
メカニカルな思考もあって、
ドクターヘリにも食指を動かした。

我が家の成り行きからすると、
「ドクターヘリを見たい」
となり
「じゃあ、行くか」
って事に。

TVドラマの話かと思えば

高度医療が整備された首都圏の話で
さらにはTVドラマ用の作り話でしょ。

って感じもするが、
実際、日本各地にドクターヘリは整備されている。

ドクターヘリは、
事故現場での対応や判断を行うため、
医療行為の免許をもった
「医師搬送」という役目がある。

また、搬送中の急変に対応すべく、
医療行為を行いながら搬送する
「移動治療室」という役目もある。

救急車に医者が乗っていくという話と大差は無いが、
事故の内容・傷病の内容によっては、
車で陸路を移動するよりか、飛んだ方が早いという事。

「ドラマ:コードブルーシリーズ」では、
ヘリに同乗するに値する経験とノウハウをもった
医師や看護師を育成・認定するためのプロセスが描かれる。

同者らは、
「フライトドクター」
「フライトナース」と呼ばれ、
ERの中でも秀逸な人材が望まれるようだ。

ドラマの意図には、
「フライトドクター」
「フライトナース」
の求人募集的な感じとも取れなくはない。

もちろん、その前段階として、
医学部や看護学校の壁が待ちかまえている。

さておき、
実際に緊急を要する事例の際、
空を飛んで、医者が駆けつけてくれるなら、
どんどん普及すればよろしい。

なんて、思うのだ。

だが、当然のことながら、
1機数億円もかかる上に、
受け入れ病院の体制・発着場の整備
パイロット・整備士などなど、
初期投資や維持するコストは、救急車の比ではない。

日本は、全員皆保険制度であるから、
お金持ちがドクターヘリを使い、
貧乏人は間に合わずに死ぬ、
という事は、想定されていない。

つまり、ドクターヘリのコストは、
厚生労働省管轄の税金によってまかなわれる。

ということは、
整備される病院は、税金を投入して、
しかるべき理由付けがなされる場合にのみとなる、

余談ではあるが、

日本国内には、

ドクターヘリの他

・消防庁管轄の
「消防防災ヘリコプター」

・警察庁管轄の
「警察ヘリコプター」

・防衛庁管轄の
「自衛隊ヘリコプター」

が、いろいろな事情で整備されている。

その他、マスメディアが持っている
「報道ヘリコプター」など。

どこにいけば見られる?

さて、ネットで情報収集

まず、最初に判ったのは、
「大分県には無い」事

山間部も多く、離島もあるので、
大分県にもあっていいのでは?なんて思うが、
そんな金は大分県にないってのが現実。

私らの「見てみたい」という希望が、
いきなりの挫折。

で、調査の結論から言うと、
九州には「久留米大学医学部付属病院」にあった。

あー、久留米かー。

「大分ホーバークラフト」程度のノリで、
休日の行楽気分でいけるところにあれば、
なんて、思っていたが、
久留米は、ちょっと遠いなー。

なんて、調べただけで、終了。

余談

実際は、民間の医療法人で、
独自にドクターヘリを運行している病院もある。

「大分ホーバーフェリー終焉」

大分県でもドクターヘリ!

しばらくは、そのまま企画倒れで放置していた本件。

なにげに、思い出して、あれこれ、調べると同時に、

現在(2010/4)、大分県立病院に入院中の友人
ふじのくんに、ドクターヘリのことを話した。

彼曰く

「えー、時々、屋上に飛んでくるよ」
とのこと。

大分県立病院は、10Fがドリンクラウンジとなっており、
通常は、入院患者や訪問者が、歓談の場として利用できる。

その窓ガラスをあけて、屋上に出ることができるが、
屋上には、あのHのマークがある。

ふじのくん曰く、
ラウンジでお茶してたら、突然大きな音がして、
ヘリが現れ、ストレッチャーが出てきたって。

そこで、私は、本件に対する意欲が再燃した。

そう、つまり、
大分県には、ドクターヘリの駐機場はないが、
ドクターヘリの管轄範囲ではある。

見ることは、不可能ではない、ということだ。

「お、じゃあ、ふじのくん、
今度ドクターヘリきたら、教えてよ、見たいから」
という私に、ふじのくん。

「あー、ムリかな、患者おろしたら、すぐに飛び立つ」

そりゃそうだ、まったくもって、正しい。

患者をおろしたら、次の現場に備えて、
駐機場(久留米)に戻らねば。

やはり、大分県で、ドクターヘリを見ることはむずかしい。

ちなみに、ドクターヘリは、
上空を、時速200キロ以上で飛行可能だ。

つまり、九州の範囲、およそ30分で、
どこへでも到着可能なわけだ。

飛ぶって、すげー。

ダメでも元々

そうなると、やはり見たくなる。

この際、久留米まで行くかと思い始める。

せっかく行くとなると、できるだけ近くで見たい。

また、行ったけど見られないって事も無しにしたいので、
情報収集がてら、

久留米大学医学部の総務課へメールしてみる。

同施設のホームページには、
「なんでもメール下さい」って書いてあるので、
こちらの意向を記述して送った。

でも、先方の意図としては、
「医学部卒業見込みの学生に対して」
なんでもと、門戸を広げているのだった。

一般向けでは無いのねー。

ははは

で、お返事も来ないし、すっかり忘れていたところ、

総務課の酒田氏から、お返事を頂いた。

====
山崎雅治 様

ご連絡遅くなり申し訳ございません。
久留米大学の坂田と申します。
以前、メールにてお問い合わせありました、ドクターヘリ見学の件ですが、
当院では一般の方への見学は行っておりません。

しかし、現在グランド内ヘリポートに常駐しており、
ご覧になる程度になるかと思いますが、グランド外からの見学であれば可能かと思います。
====

そんな、お返事を頂いた。

坂田さん、感謝です!

どうやら、頂いたメールによると、
近寄れないが、見ることは可能だという。

これにより許可をいただいたという事ではないが、
酒田氏から、案内をいただいたので、
すぐにでも行動すべきと、
早速、見学の日程を調整した。

「ドクターヘリシステム」

久留米はブリジストンだらけ

都合良く、春休みシーズン。

4月9日(土)に、おじょうさんたち3人を乗せ、
久留米に向けて出発。
※一番大きな娘は、幼稚園行事のため、行けず

その日、大分は雨

大分自動車道は、一部通行止め。

ちょっと、不安もあったが、予定通りに行動開始。

湯布院ICから、自動車道に入り、
いつもは、右にまがる鳥栖ジャンクションを、
今日は左へ。

ほどなく、久留米ICに到着し、一般道へ。

目的地は、
久留米市街地(市役所などがある中心部?)だ。

特に大きな混乱もなく、
右折目印の、久留米市役所を曲がる。

そのまま直進すると、久留米大学付属病院が見えてくるはず。

って

市役所よりも大きな建物群が、目の前に現れる。

迷う方が難しい。

気が付けば、途中・途中にも、大きな建物や倉庫があるが、
それらは、みな、ブリジストン関係。

やはり、久留米は、そうなんだ、と関心。

付属病院外来車駐車場の先を左に曲がると、
大学の運動場があり、そこに駐機場があるとのこと。

事前の下調べで、運動場と隣接する神社の間にそって道があり、
そこに路上停車すれば、いいだろうと、考えていた。

おお、あれか!

大分は自動車道が通行止めになる悪天候だったのに、
久留米市内は快晴だった。

運動場の端を右折し、フェンスにそって進むと、
神社駐車場があった。

ひとまず、そこに、車を一時停車させようと、左に寄せていく。

すると、運動場の手前に、整備された芝生があり、
その真ん中に、TVでみたようなカラーリングされた

ドクターヘリが、しずかに置かれていた。

おじょうさんたちも
「ああ、あった、あれだ、あった!」と、歓声。

大学の運動場なので、ラグビーができる広さ。

その端に、テニスコート2面程度の広さが芝生となって
真ん中に、白い機体のドクターヘリが停止していた。

敷地の端には、格納庫がある。

私らが到着した10:30は、
緊急出動待機中なので、
格納庫から出されて、発着場の中心に居る。

機体の他に、エンジンのスターターらしき装置が
太いケーブルでつながっていた。

どこまで近づけるか?

さて、「見る」という事は、達成したが、
この後、どこまで近づくか?

あるいは、触れるか?という段階。

もちろん、強行突破をする気は元々無い。

というのが、今回の訪問も含め、
こちらの身分を明かして、久留米医大
総務課酒田氏とのやりとりを経ての訪問。

私らが強行突破すれば、坂田氏への問責となり得る。

そりゃ、やはりイカンでしょう。

で、さらに難関が…….。

実は、機体のそばには、びっちりと警備員さんがいる。

そう、推測ではあるが、
TVドラマをみて、ドクターヘリに興味をもった人が、
ここを訪れて、ヘリに近づく事件が多発したのだと思う。

一見、ただ停止しているヘリだから危険でもないし、
触っても経るモンじゃない、なんてババアの理論もあっただろう。

でも、ドクターヘリは、医療機器なのである。

シロウトの接近は、
患者さんにつながれた人工心肺に触れるようなもの。

そして、待機しているという重要な任務を遂行中だ。

もし、見学者がヘリの装備に触れ、
出発が遅れるようなことがあり、
その結果、大切な命が救えなくなる事にでもなれば、
ドクターヘリの意義自体がゆらぐことになる。

なので、今回は、ムリをせず、フェンスの外から、
見るだけにした。

もちろん、それだけでも充分な見学だった。

ドクターヘリが活躍して、
飛び立つところや着陸を見たかったのだが、

それは、誰かがケガなど重傷を負うと言うこと。

本来なら、飛ばないことを祈るべき。

「良い一日であった」と、お嬢さんらと確認した。

久留米城跡

せっかく、久留米中心部まで来たので、
久留米ラーメンを食べずに帰るのは失礼?だろう。

その前に、参拝者でもないのに、篠山神社駐車場に車を止め、
ドクターヘリの見学に行っていたので、
駐車場を拝借した御礼に、神社へ参拝することにした。

けっこう急な石畳を上り、本堂に参る。

この石積みの高台は、久留米城跡らしい。

どこかのご家族が、本堂内で拝礼していた。
なんだろう? 新入学のお参りかな?

私らも、なんとなく参って、城跡上から、
再度、ドクターヘリを見下ろす。

久留米ラーメン・沖食堂

車にもどり、さてラーメン屋に。

いくつか、候補をしぼっていたので、
まずは、わかりやすそうな所へ向かう。

でも、目的の場所らしき所には、
下調べのラーメン店は無かった。

そこで、次の候補「沖食堂」へ。

久留米市役所をめざし、
篠山小学校・明善高校に向かう。

およその場所に近づくと、
「沖食堂駐車場」があり、そこへ駐車。

でも、店はどこよ?

私らは、ひとまず駐車場から右に向かって歩く。

でも、どこにも、なにもなさそう。

すると、駐車場から左に向かう人達を見つけ、
沖食堂にむかうのだろうと、その人たちについていく。

すると、どこかの民家の倉庫みたいなところに入ったので
「あれえ、ここじゃないのか?」

と、その民家の扉奥には、多くの人が座っていた。

「わお、ここだ!」

沖食堂って、イマドキの飲食店らしくなくて、
創業以来の木造店舗そのままだった。

店内に入ると、開店から間もないのに、ほぼ満席。

私らは、運良くテーブル席を確保でき、即着席。

その次の組から、行列となった。

さて、初めての店舗。

無難に、ラーメンを4つ注文。

1杯380円だ。

私らは、福岡の長浜屋(2010/5/10再開)が好きなので、
それを基本に、ラーメン判断をする。

沖食堂のラーメンは、
少し太い麺で、白濁のとんこつスープ。

ほどなく4杯が用意され、しばらくラーメンをすする。
子供慣れしているのだろう、小皿をすぐに用意してくれた。

その間、お客は続々と増え、
店の外まで、行列ができていく。

もちろん、店内も立待ちが出てきて、
ゆっくりという雰囲気は吹き飛ぶ。

でも、おじょうさんら、なんとか食べて、退店。

支払いを済ませて、そとに出ると、
そこは、沖食堂の正式な入り口。

そう、私らは、調理場横の入り口から入ったので、
民家の倉庫という印象を持ったのだった。

太麺に「しっかり食べた感」を抱き、沖食堂をあとにした。

福岡青少年科学館

自然博物館は、北九州の
「いのちのたび博物館」が良い。

科学館は、
この「福岡青少年科学館」が
九州でも、高レベルだと下調べしていた。

なかなか、単独目的では訪問する機会も無かったが、
今回のドクターヘリ見学と合わせて、訪問実現。
※まあ、また5人で、再来かな。

この日、土曜日は、子供入館料無料デー。
大人400円のみ支払い、入館。

同館は、プラネタリュウムや望遠鏡などを備え、
数々の実験施設を持つらしく、期待も大きかった。

3Fは、地球・海底・古代・資源・ロボットなどが展示されている。

もちろん、お約束の様に、「故障中」もあるが、
かなりの数の展示に、おじょうさんら大興奮でそれぞれに進む。

紗代実は、Tレックスのロボが怖かった。

真凪は、エア稼働のロボットとの会話が面白かった。

詩音は、地底探査のシミュレーターが良かったと。

その他、絵を描いてくれる産業ロボにアンパンマンを書いてもらう。

2Fは、物理コーナー。

リニアモーター・飛行機の原理
テコや滑車の原理を組み合わせたボールマシン。

鏡や偏光レンズの部屋

風力・水力なども事件設備が満載。

竹とんぼが、びゅーんと飛ぶのをみて、
私と紗代実は大爆笑。

館内では、時間が決まっている実験があり、
説明者がライブをやってくれる。

ちょうどのタイミングでライブ開始となっていた実験、
日本でも数少ないという、高電圧実験室に入った。

強電やカミナリの実験だが、
結論からいうと、爆音が怖かっただけ?

ガラスを走る電気はキレイだった。

このフロアに高精度のフライトシミュレータがあり、
完全予約制らしい。
(もちろん無料)

時間をみると、順番チケットが取れそうなので、
詩音が受付に走る。

フライト待ちの間、
なにげに、ウォータークーラーで
水を飲むのに、4人ではまってしまう。

シミュレータ自体は、高性能なんだろうけど、
初心者コースだったので、ほとんど自動操縦で終わり。

でも、室内の造作もそれっぽくて、
ジェット機に乗っている感じだった。

施設最後は、1F中庭にある、大規模な水車仕掛けのポンプを
手回しして、遊ぶ。

また、
巨大反響版で、離れた所との会話ができる施設に、
私と紗代実が挑む。

紗代実、大喜び。

15mくらい離れているけど、
ひそひそ話が、きちんと聞こえるから、あー不思議。

さて、時間としては、プラネタリュウムの上映時間だったが
夕方からの用件もあって、もう久留米を離れる時間。

おじょうさんら3人のブーイングを断し、館をあとにする。

そして、車は一気に、大分へ。

久留米は快晴だったのに、大分は、やはり雨。

長距離移動の一日だった。

ドクターヘリなら、30分なのに…….。

「福岡県青少年科学館」

驚き!気をつけねば

あとで気が付いた事だが、
この時、免許証を携帯してなかった。

3月の下旬に、車両保険の切り替えした時、
資料に挟んだまま、いつも持ち歩いているバッグに戻してなかった。

つまり、この数日前に北九州にも行ったが、
この時も不携帯。

約10日間ほど、気が付かなかった。

いやはや、問題にならなくてよかった。

さらに、車検切れなども発見で、
らしくない展開に、猛省......。

コメントする